あと5億しかないと自殺した人
「あと5億しかない」と自殺した人
「金がないと」自殺した二人!
ほんとに、突然とんでもなく大きな金が入ったら、あなたはどうするだろうか。
お金の入ることで、幸福にはなるとは限らない。
それによってとんでもない犠牲を払うことになったり、手放したくない現実を捨てたりすることもある。
お金が大量に入ってしまったばっかりに起こる現実は、その人間自身をダメにしてしまうことも多々ある。
私は実際に自分自身がそれを経験し、そうゆう人も現実に見て来た。
努力こともなく得た金は、それを守ろうと必死になるから、それが徐々に減っていくことは恐怖感に直結する。
自分が努力して得た金なら、それが減ったからといっても悩むことはない。また働けばいいことだから。
大金を使い果たし、「あと5千万しかない」といって自殺した人がいる。「あと5億しかない」といって自殺した人もいる。
私の知人は高級マンションの屋上から飛び降りた、即死、彼の定期預金口座には5千万円ものお金が入っていた。
後者の人は親からの遺産を受け継ぎ、その額が一時は80億円を超えていたらしい
それを食いつぶして、ついに残り5億円しかなくなった。
それを悲観して自らの命を絶つた。
そりや最初に80億もあれば、確かに「あと5億円しない」と思うかしれない。
あと5億「しか」ないと思う不安が、彼の命をつぶしてしまったんだろう。
でも、それでは3億円のジャンボ宝くじを当てて、「それで一生楽をして暮らせる」と飛び上がって喜ぶ人の立場はどうなるんだろう。
「砂漠の中での、一杯の水」とよく似ていると捉える人も多いだろう。「まだ一杯あるじゃないか」と、「あと一杯しかない」。
どう考えるかの選択が命の選択になろうとは。
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